そば・日本料理の代表がフリーズラボを体験

【フリーズラボ】 「そばの急速冷凍は可能か?」


今回のお客様は、千葉県柏市にてそばと日本料理のお店を経営されている山口さん。

山口さんご本人と同じく、オーナーをされているお仲間、日本料理 風の音 半田康之さん

菓子工房 フィルママン 井上昌明さんと3名様でご来場頂きました。

「急速冷凍するとどうなるのか?」と関心を持たれている品を、それぞれご持参いただきました。

当日中に冷凍、解凍、試食までを体験頂き、品質や状態の変化をご確認頂きました。

本記事では、ご持参いただいた品の中から「そばの急速冷凍実験」にフォーカスし、お届けいたします。

 

そば・日本料理 美晴 山口氏

 

「生そばを急速冷凍して変化を確認したい!」


山口さんのお店「そば・日本料理 美晴」では、お持ち帰り用の生そばを箱詰めで店頭販売されています。

最近では、冷凍自動販売機の営業も頻繁にあるとのことで「生そばを急速冷凍したら品質が保てるのだろうか?」と気になっていたそうです。

そうした背景があり、フリーズラボでの急速冷凍実験に興味を持ってくださいました。

 

生そばの急速冷凍実験


冷凍前に、まずは生そばをパッキングする工程をご覧いただきました。

パッキングの際は可能な限り空気を抜く必要があります。空気が残った分だけ断熱効果が発生し、冷凍効率に影響するためです。

今回はそば1人前を3パックに分けてパッキング後、設定時間5分で急速冷凍機ナノフリーズで冷凍してみました。

5分後取り出してみると、見た目には色の変化や麺の潰れもなく、問題ないように感じられました。

問題は、食感です!

解凍後、山口さんご自身に茹でて頂き、実食して頂きました。

 

「変わらない、冷凍したことがわからない」


ご自身の口で確認する

生そばの急速冷凍実験はフリーズラボとしても初の試みでした。

フリーズラボスタッフだけでなく、料理のプロの舌においても品質に変化は感じられず、

問題ないことが山口さんたちの評価から確認できました。

 

そばを”茹でてから”急速冷凍実験


先のデモンストレーションで山口さんの料理人としての探求心に火がついたようです。

真空包装機を前にして調整する

「消費者のことを考えたら茹で時間も短い方が良い」

「茹でたそばを急速冷凍したら食感が変わるのか確認したい」

熱を持った言葉で山口さんはそう語ると、厨房に立ち、そばを茹で始めました。

山口さんの探求心に、スタッフ一同もワクワクさせられます。

 

急速冷凍したそばは、歯ごたえが違う


山口さんに茹でて頂いた後、パッキングして急速冷凍しました。

解凍方法は、包装からそばを取り出した後、水洗いにて行いました。

試食された山口さんは

「食感も変わらないし、消費者はこちらの方が手軽で良い」

「まかない用に業務用冷凍庫でそばを凍らせているが、それと比べて急速冷凍したそばは歯ごたえが違う」

そう感想を述べられていました。

ご来社いただいた3名の皆様は、各々業態は違えど、ご自身で店舗を経営されています。デモの結果を受けて、経営者の立場から各々のご意見ご感想を交え、楽しんで談笑されていました。

そばの冷凍実験の様子

 

フリーズラボから


今回ご紹介させていただいた山口さんのように、皆様、急速冷凍に関心を寄せて頂いたことからご来社頂いております。

ビジネスの発展や付加価値をつけた販売が可能か確かめるために、体験・体感できる場所がフリーズラボです。急速冷凍することで、働き方の改革や物流範囲の拡大にも繋がります。

この記事をご覧頂き、ご興味のある方はお気軽にWebサイト「問い合わせフォーム」にお問合せください。

問い合わせフォーム:https://isgnet.satori.site/dbp-otoiawase.form

山口さんをはじめご来社頂いた3名様のインタビューさせていただいた際の下記動画リンクも併せてご覧ください。

そば・日本料理 美晴 ウェブサイト:https://soba-miharu.jp/

日本料理 風の音 ウェブサイト:https://kashiwa-kazenone.com/

 

本記事を最後までご覧いただきありがとうございます。
フリーズラボでは見学、試食、冷凍実験を随時受付中です。ご希望される方は下記フォームからお気軽にお申込ください。

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