病院食の「美味しくない」をクックフリーズで解決!おすすめポイントをご紹介


ケガや病気などで、病院へ入院したことがある方も少なくないでしょう。入院中は、病院で提供される病院食を口にすることになりますが、あまり美味しくないと感じたことはありませんか?では、いったいどうして病院で提供される食事はあまり美味しくないのでしょうか。

 

病院食が美味しくない理由


かつては、病院食が美味しくないのは当たり前のようにいわれていました。しかし、昨今の病院食はかなりの進化を遂げており、そのような話を聞くことも少なくなっています。ただ、それでもまだ美味しくない病院食を提供しているところは少なくありません。

 

盛り付けがよくない

料理は、五感をすべて駆使して楽しむものといわれています。味覚だけではなく、視覚や聴覚、嗅覚なども使い五感すべてで楽しむのが食事なのです。

いくらよい食材を使用し、味付けにこだわった料理であっても、盛り付けが悪いと台無しです。目で見て美味しそうと感じない料理は、口にしても感動がありません。だからこそ、高級レストランや名店と呼ばれる飲食店では、盛り付けにも一層の工夫をしているのです。

病院食の場合、盛り付けにはあまり工夫がされていないことがほとんどです。大勢の患者さんに提供するため、盛り付けにまで手が回りません。栄養バランスには気配りされていますが、盛り付けは軽視されることがほとんどです。

冷めている

できたての温かい料理と、冷めてしまったものとでは、味わいが大きく変わります。美味しく味わうには、調理したばかりのできたてを味わうのが基本ですが、病院など医療機関ではそれが難しい傾向があります。

食事を提供する時間が決まっているうえに、患者さんの数も多いとなると、できたてを食べてもらうのは難しいのです。盛り付けから提供までに時間がかかってしまい、患者さんのもとに届くころには料理が冷めています。温冷配膳車を使用していれるところは全体からするとわずかなのが実情です。

料理が冷めてしまうと、食材が硬くなったり、油が固まったりして味を大きく損ねてしまいます。

 

美味しくない料理を提供するリスク


病院食の場合、見た目や味よりも栄養バランスが重視される傾向があります。たしかにそれは大切なことですが、近年では美味しい病院食を提供する医療機関も増えています。その中で、美味しくない食事を提供し続けていると、さまざまなリスクを背負う恐れがあります。

 

入院患者の栄養失調を招く可能性

病院食は入院患者の健康を第一に考えて作られる食事です。このため、栄養バランスが優れているという特徴があります。しかし、どんなに栄養を考えて作った食事でも、患者さんが食べにくいと感じ、食事を残してしまうことやそもそも食事を摂りにくいようでは意味がありません。

患者さんの中には、病院食の味がどうしても口に合わないことで満足な食事が摂れず、入院中に栄養失調気味になってしまったケースも報告されています。

利用者の減少

入院生活を送るなかで食事は唯一の楽しみと感じている場合も多いです。このため、美味しい病院食を提供する医院は人気が高く、反対に、味が今一つだったり、冷えてしまった食事を提供している医院は利用者の減少を招いてしまいます。

利用者にとって、入院中の食事は重要であるため、医院にとって病院食の見直しは必須と言えます。

 

クックチル・クックフリーズなら問題を解決できる


新たな調理法として注目を集めている、クックチルとクックフリーズ。完成した料理を急速冷却、または冷凍し、提供する前に再加熱するシステムです。現在では、さまざまな医療機関や介護施設などで、クックチルやクックフリーズが導入されています。

温かい料理を提供可能

あらかじめ調理しておいたものを再加熱して提供するシステムのため、患者さんは温かい食事を味わえます。事前に作っておいたものを再加熱して盛り付けるだけなので、スタッフによる技量の差などが出にくいのも特徴です。アツアツの食事を提供できるため、顧客満足度の向上が期待できます。

安全性が高く業務効率化もできる

適切な温度管理が可能になるため、食中毒の発生リスクを軽減できます。細菌の繁殖を防ぎ、二次感染のリスクも引き下げられるのです。医療機関や介護施設にとって衛生管理は必須。美味しさはもちろんのこと、安全な食事を提供できるのもクックチルの魅力です。

一度にたくさんまとめて調理ができ、提供する前に再加熱するだけなので、業務効率化が可能です。少ないスタッフでも対応できるため、人的コストの削減を可能にします。

さらに、クックチルは食品の保存が5日、クックフリーズなら8週間ほど食品を保存できるため、ある程度作りだめできる点や食材ロスをなくすことができる点も魅力です。クックフリーズならクックチルよりも配送時の温度も管理しやすいため、配送に時間がかかる場合も安心。

 

まとめ


クックチルとクックフリーズを比較すると、クックフリーズの方がメリットが多いですが、最近では、クックチルをさらに進化させたニュークックチルも注目されています。ニュークックチルは、お皿やお椀などへあらかじめ料理を盛り付け、その状態で急速冷却し、提供前に再加熱します。

ただし、ニュークックチルもクックチルと同じく、冷凍ではなく冷却のため、保存期間等などはクックフリーズの方が長いです。

美味しく安全性の高い食事を提供するため、導入をぜひ検討してみましょう。

 

本記事を最後までご覧いただきありがとうございます。
フリーズラボでは見学、試食、冷凍実験を随時受付中です。ご希望される方は下記フォームからお気軽にお申込ください。

Previous
Previous

福祉施設で経費削減するには?困難を乗り越えるための削減方法を解説

Next
Next

食パンの冷凍保存は可能?おすすめの冷凍方法と食パンのレシピ